なぜ「人で選ばれる」のか?重度訪問介護の撮影同行で見えたユースタイルの現場のリアル

こんにちは。ユースタイルラボラトリー広報マーケティング部の武本です。
入社して3ヶ月。今回は、重度訪問介護事業部のYouTube動画撮影に写真撮影係として同行させていただくことになりました。実際の重度訪問介護サービスの現場へ足を運ぶのも、現場のケアスタッフと直接お話しするのも今回が初めて。

「重度訪問介護の現場って実際どんな雰囲気なんだろう?」
「本社や現場スタッフはどんな想いで働いているのかな?」

そんな疑問や期待を胸に、現場のリアルな様子を取材してきました。
このレポートでは、これから当社への転職・就職を考えている方や、重度訪問介護という仕事に興味をお持ちの方に向けて、現場の雰囲気や仕事の魅力をたっぷりお届けします。 

この記事のポイント

  • 現場のリアル: 逗子市での重度訪問介護の撮影同行を通じた、医療的ケアや温かい支援の様子をレポート。
  • 選ばれる理由: ケアスタッフの確かな技術と「人」の良さが、利用者様・ご家族との深い信頼関係を生んでいる現場を密着取材。
  • 働く環境: 直行直帰の働き方や未経験から挑戦できる体制など、ユースタイルで働く魅力をご紹介。

1. そもそも「重度訪問介護」ってどんな仕事?

重度訪問介護とは、筋ジストロフィーや脳性麻痺、ALS(筋萎縮性側索硬化症) などの重度の難病や脊髄損傷などで重い障害のある方に対し、ご自宅で24時間体制の生活支援を行う障害福祉制度に基づいた訪問介護サービスです。食事や排泄、入浴などの身体介護だけでなく、外出の付き添いや家事支援、さらには「見守り」まで、長時間にわたって利用者様の暮らしに寄り添います。

実は、広報である私も「重度訪問介護従業者養成研修 統合課程(いわゆる第三号研修)」を受講済み。実務で使う機会は無いものの、ちゃっかり修了証明書をバッグに忍ばせて現場へ向かいました。

「第三号研修ってどんなことをするの?」と気になった方は、私の先輩がわかりやすくまとめた重度訪問介護従業者養成研修(統合課程)の体験レポート記事もぜひ併せて読んでみてくださいね。

2. 朝日とともに現場へ

集合時間は朝8時50分(現場近く)。 千葉県の印西市に住んでいる私の自宅出発時刻は……なんと朝5時。片道3時間の大移動です。ちょっとドキドキしながらも、心の中で「いざ鎌倉」と気合を入れて出発しました。

鎌倉駅に到着し、バスに乗り換えて現場へ向かいます。車窓から見える小坪海岸のきれいな海にテンションが上がり、長旅の疲れも一気に吹き飛びました。

長旅の疲れも吹き飛ぶ小坪海岸の絶景

今回動画撮影を担当する坂井、そして現場スタッフの城戸・中野の2名と現地で合流。笑顔で迎えてくれたお二人のおかげで、初対面の緊張もすっかりほぐれました。ユースタイルケア重度訪問介護のスタッフは、自宅から直行直帰で利用者様のお宅に出勤する働き方です。

3. 温かい空気感に包まれたケア現場~朝の引き継ぎとケアの実践

ご自宅に到着し、利用者のN様とお母様にご挨拶。

今回取材させていただいたN様は、四肢体幹機能障害やてんかんがあり、日常生活の全般において介助を必要とされる方です。また、痰の吸引など随時必要な医療的ケアも欠かせません。言葉や視線での直接的な意思疎通が難しいからこそ、スタッフは表情や様子の変化に 細やかに気を配り、常に温かい声かけを絶やさずにケアを行っています。

私たちは今回のYouTube撮影の主旨を改めて説明し、ケアの引き継ぎから撮影がスタートしました。

お母様とケアスタッフの中野は普段から親交が深く、やり取りは終始、和やか。引き継ぎでは「先月の発熱以降はずっと体調が安定していること」や「最近は痰も落ち着いていて、今日も吸引の必要はなさそうなこと」など、直近の体調変化や当日の注意点がスムーズに共有されました。

和やかな雰囲気で行われた、お母様とケアスタッフ中野の朝の引き継ぎ

引き継ぎを終えると、「撮影に必要なものは気にせず自由に使ってね」とお母様から温かいお言葉をいただき、現場はさらに和やかな空気に包まれます。

その後、お母様が安心して図書館へ勉強に出かけられる後ろ姿を見て、ご家族とスタッフとの間に日頃から深い信頼関係が築かれていることを強く実感しました

確かな技術と安心感のあるケア

スタッフの中野は、慣れた手つきで喀痰吸引機のセッティングを進め、清拭や歯磨き、ベッドへの移乗やオムツ交換をテキパキとこなしていきます。

途中で一瞬、しゃっくりのような動きがあった際も、城戸と中野は目線だけで状況を瞬時に把握。危険な状態かそうでないかを冷静に見極める姿に、プロとしての高い技術とベテランならではの安心感を感じました。

N様の表情や身体の反応から体調の変化を見極めるケアスタッフの城戸(左)と中野(右)

4. 「見守り時間」で見えた、現場スタッフの多様な働き方とリアル

見守りの時間を利用し、ケアスタッフの中野に話を聞くことができました。

重症心身障害児施設の正社員保育士として働いていたことがある中野。当時は副業との両立が難しかったこともあり、ユースタイルケアでは週3勤務の働き方を選択したそうです。すると、保育士時代に担当していた幼少期のN様を、重度訪問介護の現場で担当することになるというサプライズが。まさかの再会を果たした中野は、昔から「Nさん」と呼んで親しんでいることなどを、当時の思い出とともに語ってくれました。 

「ユースタイルの横浜事業所も湘南事業所もとにかく『人が良い』。一緒に働く仲間や環境に恵まれているから、ここで働き続けたいと思えるんですよね。」

と中野から出た言葉が、ユースタイルの強みなんだろうな、としみじみ感じました。

ケアの合間には、N様がお気に入りのおもちゃを使ってコミュニケーションをとる場面も。中野がやさしく声をかけると、N様は首を振ったり声を出したりして、とても嬉しそうな表情を見せてくれました。

言葉以上の「心と心の繋がり」を感じられる、とても温かい空間でした

心と心が通い合う温かな時間。おもちゃの音と声かけに、N様も嬉しそうな表情を見せてくれました

5. 地元の人気店で一息 。午後のケアと心通うコミュニケーション

お昼時には、N様の食事(胃瘻による経管栄養)のサポートを実施。経管栄養のケアが見守り段階に入ったところで、撮影チームの坂井と私は一旦お昼休憩をいただくことになりました。

胃瘻(いろう)による昼食(経管栄養)のケア。体調に配慮しながら丁寧に進めます

中野から「すごく美味しいですよ」とお勧めしてもらった地元の人気店「ゆうき食堂」へ。相模湾でとれた新鮮な魚介類を堪能し、午後へのエネルギーをチャージしました。

中野お勧めの「ゆうき食堂」で贅沢ランチ。新鮮な海の幸で午後のエネルギーをチャージ

午後は、ダイニングからリビングへ移動し、見守りケアを中心とした時間が流れます。

重度訪問介護における「見守り」は、単に待機するだけではありません。利用者様の小さな変化(呼吸の状態や体調の変化)を見逃さないよう細心の注意を払いながら、心地よい空間を作り出す大切な時間です。

N様は耳がとても良く、私たちの会話をしっかり聞いてくださっているようでした。みんなで楽しくお話ししていると、普段以上にたくさんの笑顔を見せてくれ、その場にいる全員が温かい気持ちに包まれました。

確かな技術と手際よさで行われる、喀痰(かくたん)吸引の様子

すべての撮影が終わり、ご帰宅されたお母様へ、取材中に撮影した約300枚の写真をお渡ししました。

最後はみんなで笑顔の記念撮影。

中央:N様、左から:カメラマン坂井、お母様、ケアスタッフ中野、広報武本、ケアスタッフ城戸

今回、撮影を快く受け入れてくださったN様、そして撮影班にまで心づくしのお気遣いをいただき、ケアサービス中のご自宅を撮影場所として提供してくださったお母様に、改めて心より感謝申し上げます。皆様の温かいご協力のおかげで、重度訪問介護のリアルと魅力を伝える貴重な撮影となりました。

6. 撮影を終えて:なぜユースタイルは「人で選ばれる」のか?

初めて現場撮影に同行して感じたのは、重度訪問介護という仕事の奥深さと、ユースタイルラボラトリーという組織の強さです。

現場では、時に過酷な環境や予期せぬ状況に直面することもあります。しかし、そうした現場を支えているのは、「現場スタッフの気配り」と「丁寧な採用・教育・バックアップを行う会社の組織力」でした。

中野が語った「働く人の良さでユースタイルを選んでいる」という言葉。それは、現場と本社が一体となって、スタッフ一人ひとりが安心して働ける環境を作り上げている証拠だと感じます。

これは現場スタッフを目指す方だけでなく、私たち本社スタッフにとっても誇らしいことです。職種は違えど、「目の前の人を支え、より良いサービスを届ける」という想いは同じなのだと再確認できました。


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ユースタイルラボラトリーには、無資格・未経験から福祉の仕事に挑戦した人、やりたいことと両立しながら働く人、人の役に立ちたい熱い想いを持った人がたくさん集まっています。

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