私のメモリアルエピソードは、彼方の世界に一歩入った時のお話を利用者様から教えていただきました。サチュレーションも下がりとても危険な状況、緊急搬送され気管切開した時のお話です。
利用者様曰く、途中までは本当に苦しかったそうです。でも何処からかずっーとここに居たい、今まで味わったことのない気持ち良い状態になったそうです。
しばらくすると遠くからうるさいなぁ、ちょっと(妹)静かにしてくれないかなぁと思うほどの声が聞こえてきて、最初は無視してたそうなのですが、あーもうっ!て思った瞬間、声がだんだん近づいてきました。目は開けてないのですが、遠くで聞こえてる時から周りで話してる皆んなが誰の声かハッキリわかったといいます。そこからまた感覚が少しずつ戻ってきたと教えてくれました。きっと、亡くなって行く人は皆んなそうなんだと思うと仰り、亡くなって行く人は辛くないむしろとても気持ちの良い状態になる、そして耳だけはずっーと聞こえてるので、もし亡くなる方が居たら、呼吸が無くなっても声をかけてあげるときっと聞こえてると教えてくれました。貴重なお話しをして頂き、医学的には知っては居ましたが、当事者からのお話は初めてだったのでとても心に刺さりました。
