支援に入っていた利用者様がご逝去されました。この仕事をして、初めての経験でした。私はまだ実地研修クリアして独り立ちはしておらず、いよいよ独り立ちだ、というタイミングでのご逝去でした。若い方だったこともあり、そして家も近いこともあり、どこか、自分の身内のような悲しみに暮れました。
独り立ちもしておらず、研修で6回ほどしか現場に入っていませんでした。それでも、こんなにも長く付き合っていたかのような感覚と、そして亡くなったという現実がなんとも信じられないような気持ちがわたしを包み込みました。
この仕事をして、再度気づいたことは、「人は必ず死んでいく」ということです。
それは目の前の利用者様だけでなく、自分の家族や大切な人、そして自分自身もです。誰もが必ず通る道であり、生と死は隣り合わせなのにわかっているはずなのに、やはり死というものは悲しく辛く受け止めきれないことです。
わたしは、もっと早く独り立ち出来ればよかったなとその現場で強く思いました。実地を受けてからわたしが少しお休みの期間をいただいたこともあり、なかなか入れなかったことが悔しいです。利用者様の、人生の最期の日までヘルパーとして出来ることをひとつでも多く行えるといいなと思います。その方にはなにもしてあげられませんでしたが、その方に出会いそしてご逝去という現実を経験させていただき、今支援に入っている利用者様、そしてこれから入る利用者様に対して、もっと真剣に、そしてあたたかく、「当たり前」を提供していきたいと強く思いました。
この仕事は、利用者が元気だった頃や健常者だった時の姿は見ることは出来ません。しかしどんな人生を送ってきたのかそしてこれからどうしていきたいのか、知ることはできます。知った上でどういった支援が必要なのかチームで考え、少しでも利用者様にとっての当たり前の生活が穏やかに送ることが出来るお手伝いをできる、そんな嬉しいことはこれ以上にありません。
ご利用者様のご逝去を心からのご冥福を祈るとともに、わたし自身のこれからの行動に繋げていきたいと思います。
